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正規化について

正規化とは、データの矛盾や無駄(重複など)を無くし、シンプルな構造にすることです。
正規化は、第一正規化第二正規化第三正規化と段階をふみながら進めるのが一般的ですが、慣れると一気にできてしまいます。 また通常は、第三正規化までを行えば十分ですが第四正規化・第五正規化まで存在します。

<正規化のメリット>
1.データ管理が容易になる
 データに変更が必要な場合、無駄を排除しているため最小限の修正(編集)で済みます。
2.データの共通性
 正規化されたデータは、複数のシステムからも利用しやすくなります。またデータ移行もスムーズに行えます。
3.データ容量の削減
 無駄な項目を削除するためディスク領域などの消費量を削減できます。データ処理の効率も良くなります。

<正規化のデメリット>
正規化ばかり意識し過ぎると「検索の内容」によっては、パフォーマンスが低下する可能性もあります。
データ検索・データ更新の頻度やリレーションの階層などと、実際の業務バランスを見て正規化は行いましょう。
場合によっては意図的に正規化を行わず性能を向上させる設計も必要です。

第一正規化

■非正規データ
正規化の事例(非正規データ)
■第一正規化(反復の排除)
正規化の事例(第一正規化)
繰り返しグループを取り除くことで、反復制限が無くなる。

上記、非正規データの商品名・数量・単価(3項目で1つの情報)の様な繰り返しがある場合にそれを横並びにせず、 縦に共通情報とセットで並べるイメージとなります。

第二正規化

■第二正規化(従属関係の排除)
正規化の事例(第二正規化)
親子関係および情報グループを分割する。キーとなる値(コード等)を使って関連する付加情報が取り出せる様になる。

事例の様に、帳票のイメージで考えると「領収書の基本部(共通部)」と「領収書の明細部」にあたる親子関係にあるデータを分割します。 また顧客情報、商品情報というマスタファイルにあたるようなものも同時に分割します。

第三正規化

■■第三正規化(推移的関数従属関係の排除)
正規化の事例(第三正規化)
付加情報の中で重複するようなデータをさらに分割する。


注意事項:
技術情報ページに記載している内容は、フェローシップ代表者がいろいろなメディアや誌面などから収集した情報を自分なりの解釈で整理したものとなっています。内容に誤りがないとも言えませんので、参考にされる方は自己責任でお願いします。

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